はじめに
スポーツ会場において、装飾は単なる演出ではありません。チームとファンをつなぐ空間づくりであり、企業にとってはブランドの存在感を高める大切な接点です。限られたスペースの中で、どうすれば観客の心に残る体験を生み出せるかが重要視されます。
その中でも、今注目されているのが「フラッシュプリント」を活用した装飾演出です。
通常は何もないように見える背景やパネルに、カメラのフラッシュを当てるとスポンサーのロゴやメッセージが浮かび上がる、そんな驚きの演出が、観客の「撮りたい!」という気持ちを引き出し、写真を通じて自然な形でブランドを拡散させてくれます。SNSとの相性もよく、まさに“体験型広告”としての力を持つ仕掛けです。
特に効果的なのが、フォトスポットとの組み合わせです。イベントや会場に訪れた人が思わず足を止め、写真を撮りたくなるようなカラフルで映える空間にしたり、背景パネルにブランドを忍ばせたり、床面や案内サインにもロゴを入れることで、どの角度から撮っても広告が自然と写り込みます。そこにフラッシュプリントを活用すれば、撮った写真に“仕掛け”が現れ、より印象的な体験が生まれます。
若年層やファミリー層をターゲットにしたい企業、SNS施策に力を入れるブランドにとって、こうした「写真を通じたプロモーション」は極めて効果的。来場者の楽しい思い出とともに、企業の存在もしっかりと印象に残ります。
目に見えないからこそ、心に残る。そんな“光の仕掛け”が、今、スタジアムに新しい価値を生み出しています。
目次
フラッシュプリントとは?
フラッシュプリントの活用法
スポーツチームスポンサー広告 フラッシュプリント使用アイデア
まとめ
フラッシュプリントとは?
フラッシュプリントとは、通常の明かりの下では目立たないデザインやロゴが、カメラのフラッシュ(強い光)を当てたときだけ見える特殊な印刷加工のことです。
光が当たると“隠れたデザイン”が浮かび上がる、新しい印刷技術です。
例えば、真っ白なパネルや何も描かれていないように見える壁に、この技術を使って企業ロゴやメッセージを印刷しておくと、観客がスマートフォンで写真を撮ったときだけ、そのロゴがピカッと浮かび上がります。
このように「普段は見えないけれど、写真を撮ると現れる」ことが大きな特徴です。
フラッシュプリントの活用方法
フォトスポット
フラッシュプリントを活用したフォトスポットは、試合前やハーフタイム中にファンが集まる人気の場所です。人気の場所であるからこそ、少し変わったフォトスポットを作ることで話題性を高めることができます。スタジアム内に設置されたチームロゴや選手の等身大画像に反射素材を施すことで、写真撮影時にロゴや選手が浮かび上がる演出が可能です。この仕掛けにより、ファンは楽しい体験を得られ、スポンサーのロゴやメッセージも自然に視認され、強い印象を残すことができます。
SNSとの連携
フラッシュプリントを活用したフォトスポットは、SNSでの拡散効果が高いのが特長。ファンが撮影した写真を自発的に投稿することで、ブランドやスポンサーのメッセージが広がります。イベントの盛り上がりやファン参加型の施策が実現できます。さらに、ファン参加型にすることで試合観戦のモチベーションアップにもつながること間違いなしです。
プロモーションイベント
特定のチームや企業が、フラッシュプリントを使用した限定イベントを開催。印刷されたロゴや商品デザイン入りのグッズを配布し、その場で撮影体験を提供します。ファンに特別感のある体験を与えることで、チームとスポンサーの印象が残りやすくなります。
グッズやノベルティの活用
ユニフォームやうちわ、タオル、アクリルスタンドなどにもフラッシュプリントを応用可能です。グッズを撮影するときに選手のサインやメッセージが浮かび上がったり、スポンサー名やチーム名が浮かび上がったりとファンにとってはコレクション性と驚きが両立した記念アイテムになります。
スポーツチームスポンサー広告 フラッシュプリントを用いたアイデア3選
ユニフォームがスポンサーの特別ユニフォームに⁉
フラッシュでロゴが浮かび上がる、特別仕様のプロモーション演出
一見するとシンプルなデザインのユニフォーム。けれども、カメラのフラッシュを焚いて撮影すると突然、ユニフォーム上に鮮やかに浮かび上がるのは、スポンサー企業のロゴやメッセージ。
この驚きの仕掛けに、観客は思わず歓声を上げ、自分のスマートフォンで撮影したその瞬間をSNSでシェアしたくなる。まさに、“撮ることで完成する広告”です。
このフラッシュプリント仕様のユニフォームは、視覚的インパクトと体験性を兼ね備えた、これまでにないスポンサー露出の形を実現します。
ロゴが浮かび上がるタイミングは、試合の熱気と感情が最高潮に達している瞬間。観客の心に深く残り、自然と企業名やブランドが記憶に結びつきます。
また、浮かび上がるロゴの中にQRコードを組み込むことで、写真を撮ったファンが企業のWebサイトやキャンペーンページに直接アクセスする導線も構築可能。遊び心と同時に導線設計まで完備された、拡散性の高い“参加型広告”となります。
このように、試合観戦の楽しさと企業ブランディングを同時に叶えるこの演出は、観客・チーム・スポンサーの三方にメリットをもたらす、新しい広告コミュニケーションの形として、ますます注目を集めています。今後のスタジアム演出のスタンダードになる可能性を秘めた、体験型プロモーションの最前線です。
選手の隠れ筋肉が浮かび上がる⁉
選手のユニフォームに、フラッシュプリントで筋肉の陰影や盛り上がりをデザインすることで、通常時には見えない“隠れた筋肉美”を楽しめる仕掛けが実現できます。
たとえば、実際の体格に合わせて立体的な陰影を特殊インクで施しておき、観客がフラッシュ付きのカメラで撮影すると、まるでボディビルのポージング写真のように筋肉が強調されて浮かび上がるユニークな演出です。
この演出は、男性ファンにとっては憧れの対象として、女性ファンにとっては新鮮で面白い体験として受け入れられやすく、撮影の瞬間に驚きと盛り上がりが生まれます。
この“筋肉演出”は見た目の面白さだけでなく、トレーニングジム、プロテインブランド、スポーツサプリ、EMS機器などの健康・ボディメイク系スポンサーと極めて親和性が高いのも特徴です。SNS映え・企業タイアップ・ファンエンゲージメント、すべてを満たす装飾演出として、今後の活用が期待されます。
グッズ売り場の看板に「限定クーポン」⁉
フラッシュを使った“お得な仕掛け”で購買意欲を刺激
グッズ売場の装飾に、フラッシュプリントを使った“隠しクーポン”の仕掛けを取り入れることで、観客の「買ってみようかな」を自然に引き出すプロモーションが実現できます。
見た目はシンプルなPOP看板やディスプレイですが、スマートフォンのフラッシュで写真を撮ると、「本日限定10%OFF!」「“#〇〇戦”タグ投稿でノベルティ進呈」などの文字が浮かび上がり、来場者に特別感を演出します。
さらにQRコードと連動すれば、クーポン発行ページや特典付きECページへのアクセスを促すことも可能です。
このアイデアのポイントは、フラッシュを使った“発見体験”そのものが来場者の記憶に残ること。SNSでも「撮ったらクーポン出てきた!」と話題になりやすく、拡散力にも優れています。
販売促進と話題性を両立できる、まさに“見て・撮って・得する”仕掛けです。
まとめ
フォトスポットとスポンサー広告を組み合わせたアイデアは、単に企業ロゴを見せるだけの宣伝ではなく、ファンの記憶に残る「体験型広告」として大きな価値を生み出します。中でもフラッシュプリントを活用した仕掛けは、撮影する瞬間に驚きや楽しさが加わり、思わずシェアしたくなる仕組みに。
その一枚の写真が、SNSを通じて自然と広がっていくことで、企業やブランドの露出効果は何倍にも高まります。ただの装飾では終わらない、“体験の中に広告を忍ばせる”新しいプロモーション手法として、今後のスポーツイベントや各種催事において主流になる可能性を秘めています。
ファンのワクワクと、スポンサーの伝えたい想い。その両方を届けられる広告演出。
あなたの次の企画に、ぜひフラッシュプリントを取り入れてみてはいかがでしょうか?
記憶に残り、拡散される、新しい広告のカタチがここにあります。
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