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次世代の常識!缶型LEDの活用アイデア!

缶型LED

目次
1.はじめに
2.体験価値向上における3つの課題
3.缶型LEDとは
4.缶型LEDで解決できること
5.活用シーン具体例
6.運用の実際
7.投資対効果を最大化する使い方
8.まとめ

 

 

1.はじめに

スポーツ観戦は、今や「試合そのもの」だけでなく、「会場で過ごす体験」全体が価値を左右する時代に入りました。ファンは試合前のワクワク感、ブースでの交流、思い出に残る写真撮影など、スタジアムやアリーナの中でしか味わえない時間を求めています。つまり、チームにとっては“試合以外の部分”こそがファンの心をつかむ重要なポイントとなっているのです。

一方で、担当者には頭を悩ませる課題が数多くあります。スポンサーにとって価値ある露出をどう確保するか。来場者にとって「また行きたい」と思わせる仕掛けをどう生み出すか。そして、限られた人員や予算の中で、設営・撤収の負担をどう軽減するか。これらをすべて両立することは容易ではありません。

そんな中で注目を集めているのが「缶型LED」です。巨大な缶の形をしたLEDビジョンは、ただの広告媒体ではなく、視認性・体験価値・スポンサーPRを同時に叶える新しいアイテム。ファンの記憶に残り、スポンサーの満足度を高め、さらに運営側にとっても扱いやすい―まさに現場の悩みに直結した解決策といえるでしょう。

本記事では、この「缶型LED」がどのように会場を変え、スポンサー・ファン・クラブすべてにメリットをもたらすのかを詳しく解説していきます。

 

缶型LEDについてもっと知りたいという方はこちら

 

2.体験価値向上における3つの課題

LED 図

スポーツの試合会場には、多くのファンが訪れます。観客席だけでなく、入場ゲートやコンコース、飲食ブースなど、いたるところが「体験の舞台」になります。しかし、その空間づくりにおいて、いくつか共通する課題が浮かび上がってきます。ここでは、特に多くの担当者が悩む3つのポイントを整理してみましょう。

 

(1) 飲食ブースが目立たない

多くの会場では飲食ブースが設置されていますが、「遠目から何を売っているのかわからない」という声は少なくありません。ポスターやのぼりを掲出しても、似たようなデザインが並ぶと埋もれてしまい、通り過ぎる来場者も多いのが現実です。せっかく提供する商品やスポンサーの協賛があっても、視認性不足によって来場者を十分に引き込めていないケースが目立ちます。つまり「そこにブースがあることはわかっても、立ち寄るきっかけが生まれない」という課題が存在しています。

 

(2) 滞在体験が弱い

飲食やグッズの購入時には行列ができますが、その待機時間は「ただ待つだけ」になってしまいがちです。例えば来場者の30〜40%が飲食を利用すると仮定すると、観客5,000人の会場では1,500人以上が購入列に並ぶ計算になります。平均待機時間が10分だとすれば、合計で15,000分(=延べ250時間)もの時間が「退屈な時間」として浪費されていることになります。さらに、待機列に並んでいる人のSNS投稿率は会場全体の平均よりも低く、「盛り上がりを伝えるコンテンツ」が生まれにくい状況です。ファンにとって試合以外の部分で「思い出をつくる場」が少ないことは、再来場意欲やSNS拡散の機会損失につながっています。

 

(3) スポンサーPRが弱い

スポンサー企業にとって会場装飾は貴重な露出の場ですが、実際には「ロゴ掲出だけ」で終わってしまうことが多いのも現実です。バナーや看板にロゴを載せても、それがファンの記憶に残るかといえば難しいところ。露出は確保できても、それが「体験」に結びつかず、SNS拡散やブランド好感度向上につながりにくいという声は少なくありません。結果としてスポンサーから「もっとインパクトのある展開が欲しい」という要望が寄せられることも多いのではないでしょうか。

 

このように、飲食ブースの集客不足、滞在体験の弱さ、スポンサーPRの効果不足―これら3つは一見バラバラの課題に見えますが、根底には「視認性・体験性・記憶への残り方」という共通点があります。そして、この3つを同時に解決できるアイテムこそが、次章で紹介する「缶型LED」なのです。

 

3.缶型LEDとは

LED

缶型LEDとは、その名の通り「巨大な飲料缶」を模した円筒形のLEDビジョンです。高さはおよそ130cm、成人の腰から胸のあたりまで届く存在感のあるサイズ感で、スタジアムやアリーナの中でもひときわ目を引きます。表面には高精細LEDパネルを搭載しており、映像や静止画を360度全面に映し出すことが可能。飲料メーカーのロゴやクラブカラーはもちろん、動画広告やアニメーションを流すことで、通常の看板では実現できない「動きのある演出」が生まれます。

移動式のキャスター付きで設営・撤収も容易。電源さえ確保できれば、ブース前・コンコース・イベント広場など、必要な場所にすぐ設置できます。1台あれば試合ごとにスポンサーや演出に合わせて映像を切り替えられるため、柔軟な運用が可能です。

LED缶

 

従来ののぼり旗や横断幕と大きく異なるのは、その「立体感とデジタル性」です。のぼりやバナーはどうしても”平面的な掲示物”の印象が強く、風や設置場所によっては視認性が制限されます。一方、缶型LEDは円筒形のフォルムと鮮やかな発光によって、どの角度から見ても存在感を放ちます。さらに映像を流せるため、単なる情報伝達にとどまらず、来場者の視線を自然に引き寄せ、立ち止まらせる力があります。

重要なのは、缶型LEDが「広告物」でありながら「体験を生む装置」だという点です。ファンは「大きな缶の前で乾杯ポーズをして撮影する」「SNSに動画を投稿する」といった能動的な行動を取りやすくなります。これは単なる掲出型広告とは一線を画し、スポンサー企業とファンの接点を「記憶に残る体験」へと変えてくれるのです。

 

4.缶型LEDで解決できること

 

(1) 視認性の向上

スポーツ会場における最大の課題のひとつが「遠目からどれだけ認知されるか」です。のぼりや横断幕といった従来の装飾は、平面的であるがゆえに視認距離に限界があり、特にブースが並ぶ通路では埋もれてしまうことが少なくありません。
缶型LEDはこの課題をダイレクトに解決します。高さ130cmの円筒形は人の腰から胸の高さにあたり、自然と視線が集まりやすいポジション。さらにLEDの発光によって遠くからでも存在感を放ち、昼夜を問わず圧倒的な視認性を発揮します。来場者の動線上に設置すれば、「あの光る缶のところが飲食ブースだ」と直感的に認識できるため、迷うことなく足を運ばせることができます。結果として、ブースの集客力やスポンサーの認知度向上につながるのです。

(2) フォトスポット化

現代のスポーツ観戦に欠かせないのが「SNS映え」です。ファンは試合そのものだけでなく、「会場でどんな写真や動画を残せるか」に強い価値を感じています。ところが、多くの会場ではフォトスポットが不足しており、SNS投稿が思うように拡散しないという課題があります。
缶型LEDは、そのユニークな形状と光の演出によって、自然にファンを引き寄せるフォトスポットになります。特に巨大な缶を模したデザインは、飲料メーカーや地元特産品と親和性が高く、来場者が商品を手に取っているかのような写真を撮影できるのが魅力です。さらに、センサー連動で「乾杯ポーズをすると色が変わる」といった仕掛けを組み合わせれば、ファン同士が盛り上がりながら撮影し、そのままSNSに投稿する流れが生まれます。これは単なる記念撮影にとどまらず、「体験を共有するコンテンツ」として拡散されるため、クラブやスポンサーにとって大きな宣伝効果をもたらします。

(3) スポンサーアクティベーション

スポンサー企業にとって、会場での広告露出は単なるロゴ掲出では物足りなくなっています。求められているのは「ファンの心に残る体験」との接点づくりです。缶型LEDは、このニーズにぴったりのツールです。
例えば、飲料メーカーであれば、自社商品の缶をそのまま巨大LED化することで、商品そのものが会場のシンボルになります。試合ごとに動画コンテンツを切り替えれば、新商品のプロモーションや季節限定キャンペーンの訴求も自在に行えます。さらに、クラブカラーやチームスローガンを取り入れることで、スポンサーとクラブの一体感を演出することも可能です。
これによりスポンサーは「単なる広告枠の買い手」から「ファン体験を共創するパートナー」へと立場を高められます。実際に、SNS投稿を通じて来場者の記憶やタイムラインに残ることで、広告露出以上の価値――ブランド好感度や再購買意欲の向上――につながる可能性があります。クラブにとってもスポンサー提案力の強化につながり、収益面での大きな武器になるのです。

このように、缶型LEDは「視認性」「フォトスポット」「スポンサー価値」の3つを同時に実現します。従来なら別々の施策で対応していた課題を、ひとつのアイテムで包括的に解決できる点こそが最大の強みといえるでしょう。

 

5.活用シーン具体例

 

(1) 飲食ブース前

 

缶型LEDがもっとも活躍する場所のひとつが飲食ブースの前です。ブースの横に巨大な缶が光り輝いていれば、それだけで人の足を止めます。例えばビールやソフトドリンクのブースなら、LEDに「シュワッと泡がはじける映像」や「乾杯のアニメーション」を流すことで、来場者は自然と「一緒に写真を撮りたい」「動画に収めたい」と感じます。列に並んでいる人も、光や映像の変化を眺めることで退屈せず、周囲からも「何をやっているんだろう?」と人が集まる。単なる販売スペースが、一瞬で「映える体験の場」へと変わり、ファン同士の交流やSNSでの拡散が生まれるのです。

 

(2) スポンサー商品の巨大化

LED 商品の巨大化

 

スポンサー企業にとって、缶型LEDは夢のようなアイテムです。飲料メーカーであれば、自社ドリンクがそのまま2倍・3倍サイズになって会場に登場する。ファンは「いつも飲んでいるあのドリンクがこんなに大きく!」と驚き、自然に写真を撮りたくなります。さらに、シーズンごとにデザインを変えることも可能。夏は涼しげな氷が弾ける映像、冬はホット飲料をイメージした湯気のアニメーションなど、季節ごとに変化を持たせることで、ファンにとって「次はどんな姿で登場するんだろう?」という楽しみが増えていきます。

 

(3) イベント連動

LED イベント活用

 

缶型LEDは試合以外のイベントとも相性抜群です。例えば開幕戦なら、缶型LEDをチームカラー一色に染め、「今シーズンが始まる!」という高揚感を演出。周年記念なら、歴代ユニフォームのデザインを順番に映し出し、クラブの歴史を体感できる場にする。ファンクラブ限定イベントでは、会員カードを提示するとLEDが特別な色に変わるなど、来場者が「自分だけの特別演出」を体験できる仕掛けも考えられます。試合当日の演出だけでなく、クラブとファンの距離を縮めるコミュニケーションツールとしても活用できるのです。

 

6.運用の実際

設営・撤収の容易さ

LED 撤去

 

缶型LEDは「大がかりで扱いにくいのでは?」と懸念される方もいますが、実際には現場での運用を想定した構造になっています。キャスター付きのため移動は一人でも可能で、会場内の動線に合わせて柔軟に配置を変えられます。設営は電源を確保してスイッチを入れるだけ。テントや大型ゲート装飾に比べると準備時間は大幅に短縮でき、撤収もスムーズです。限られた人員で運営する中小規模クラブにとっても、無理なく扱えるのが大きな強みです。

 

コンテンツ差し替えの簡便さ

もう一つの魅力は「中身の更新が簡単」であることです。従来の幕やパネルは一度印刷するとデザインを変えるのが難しく、スポンサーの差し替えやイベントごとの演出に柔軟に対応できませんでした。缶型LEDなら、USBやPCを使ってコンテンツを入れ替えるだけで即座に表示を変更可能。スポンサーAの広告からスポンサーBの広告へ、昼間の演出から夜間イベント用の演出へと、同じ筐体を何度も使い回せます。これにより、一度導入すればシーズンを通じてさまざまな演出に活用でき、費用対効果の面でも優れています。

缶型LEDは「目立つけれど扱いが難しい装飾」ではなく、「誰でも設営でき、自由に演出を変え、安全に長く使えるアイテム」です。現場での負担を最小限に抑えながら、スポンサーやファンに最大の価値を届けられる運用性の高さこそ、導入を後押しする大きな理由といえるでしょう。

 

7.投資対効果を最大化する使い方

スポンサー契約組込み

缶型LEDの最大の強みは、スポンサー価値を高めながらクラブ収益にも直結する点です。単なる広告掲出ではなく「缶型LEDスポンサー」という枠を設けることで、通常の看板やバナー以上のプレミアム感を演出できます。シーズンごとに契約スポンサーを変えれば、新規スポンサー開拓のきっかけにもなり、既存スポンサーにとっては「他クラブにはない体験型広告」として魅力的な提案材料となります。

 

クラウドファンディング返礼品

クラブによってはクラウドファンディングを通じた装飾導入も可能です。「ファンの支援で缶型LEDをつくろう」というプロジェクトを立ち上げ、支援者の名前やメッセージをLEDに表示する仕掛けを返礼品とすれば、ファンは自分が会場の一部を彩っている実感を得られます。単なる資金集めではなく「参加体験」となるため、ファンとの距離を縮めつつ資金調達ができるのが大きな利点です。

 

SNSキャンペーン連携

缶型LEDは「映える」ことが強みです。これを活かしてSNSキャンペーンと組み合わせることで、拡散力を一気に高められます。例えば「#缶LEDで乾杯」などのハッシュタグを設定し、撮影した写真や動画を投稿すると抽選でグッズが当たる仕掛けを用意すれば、来場者の自然な投稿を促進できます。キャンペーンが広がれば、スポンサー名やクラブ名がSNS上で繰り返し目に触れるようになり、広告効果は会場の外へと波及していきます。

地域広告とのコラボ

地域企業や自治体とのコラボレーションも効果的です。例えば地元の特産品をモチーフにした缶型LEDを制作し、観光キャンペーンや地元イベントと連動させれば、地域全体の活性化に寄与します。スポーツの枠を超えて地域に価値を還元できる取り組みは、スポンサー獲得だけでなく自治体や地域団体からの支援を得るきっかけにもなります。クラブが「地域のハブ」として機能する象徴的なツールにもなるでしょう。

缶型LEDは、単なる装飾ではなく「スポンサー収益を拡大し、ファンの参加を促し、地域に貢献する」三方良しの仕組みを生み出せます。使い方次第で投資対効果は何倍にも広がり、クラブにとって欠かせない戦略的ツールとなるのです。

8.まとめ

スポーツ会場の演出における課題は、飲食ブースの集客不足、滞在体験の淡白さ、スポンサーPRの弱さと多岐にわたります。これらは一見バラバラの問題に見えますが、根本には「視認性」「体験性」「記憶への残り方」の不足という共通点があります。

缶型LEDは、まさにその課題を一挙に解決できる新しいアイテムです。昼夜を問わず目を引く圧倒的な視認性。ファンが思わず写真や動画を撮りたくなるフォトスポットとしての魅力。そしてスポンサーの商品やブランドをダイレクトに体験へと結びつける力。従来の装飾や広告媒体では実現できなかった価値を、1台で同時に提供することができます。

さらに、運用のしやすさやデザインの自由度も大きなメリットです。試合ごとに映像を切り替えればスポンサー提案力が広がり、クラブイベントや地域とのコラボでも活用可能。投資対効果という面でも、SNS拡散やスポンサー収益アップを通じて、十分に回収できるポテンシャルを秘めています。

何より重要なのは、ファンに「また来たい」と思わせる仕掛けを提供できることです。観戦体験が記憶に残り、SNSで共有され、スポンサーにも還元される。缶型LEDは単なる装飾を超えて、クラブ経営における新たな戦略ツールとして機能する存在なのです。

 

 

缶型LEDについてもっと知りたいという方はこちら

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