「安全対策だけじゃもったいない!」フェンスや防球柵を活用した広告演出で会場を一新。トロマットやメッシュ素材を使った実例と導入のコツを紹介。スポンサー露出にも最適。
スポーツ会場は、選手がプレーする場所であると同時に、
スポンサー・ファン・地域をつなぐ「体験空間」です。
その中で近年注目を集めているのが、【イレクターフェンスカバー】と【防球柵カバー】。
これらは本来、安全のために設置されているフェンスや防球柵を“広告・演出・ブランディングツール”へと変えるアイテムです。
チームにとっては新たなスポンサー枠の創出、スポンサーにとっては来場者の目線に自然に訴求できる広告機会、ファンにとっては一体感ある会場体験──。
まさに「三方よし」を実現する装飾です。
本記事では、素材や仕様、広告効果、導入事例まで、
イレクターフェンスカバーと防球柵カバーの魅力を徹底解説します。
1.イレクターフェンスカバーとは
⑴ 特徴と構造
イレクターフェンスカバーは、イレクターパイプを使用した仮設フェンスに取り付ける布製カバーです。

フェンス自体は安全確保のために設置されますが、そこにフルカラー印刷のカバーを装着することで、広告媒体や空間演出ツールへと生まれ変わります。
Bリーグ、Jリーグ、Vリーグをはじめとする多くのスポーツ会場では、
導線・入場ゲート・コートサイドなどに導入が進んでいます。
フェンスカバーは、視線の高さで自然に観客の目に入るため、
「さりげないのに印象に残る広告」として高く評価されています。
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https://www.sports-decoration.jp/goods/elector_fence_cover/
⑵ 使用素材の種類と特徴
イレクターフェンスカバーに使用される素材は、以下の3種類です。
用途・設置環境に合わせて選択することで、最適な演出と耐久性を両立できます。
素材名 |
特徴 |
トロマット(国内製) |
厚みとコシがあり、発色が良い。屋内アリーナでの採用が多く、高級感のある仕上がり。光沢を抑えたマット質感で映像にも映り込みにくい。 |
ポリエステル(海外製) |
軽量で柔軟性が高く、コストを抑えられる。イベント期間が短い現場や屋外利用にも適している。扱いやすく持ち運びが容易。 |
メッシュポリエステル(海外製) |
通気性に優れ、風抜けが良いため屋外会場や競技場で人気。風によるバタつきを抑え、安全性も確保。 |
どの素材もフルカラー印刷が可能で、チームロゴ・スポンサー広告・スローガンなどを
自由にレイアウトできます。
国内印刷・海外生地調達のハイブリッド体制により、品質とコストの両立が可能です。
トロマット
ポリエステル

ポリエステルメッシュ

⑶ 広告・演出・SNS効果
イレクターフェンスカバーの最大の特長は、視線の高さで訴求できる広告効果です。
フェンスは観客席の前列や導線などに設置されるため、
スポンサー企業のロゴやチームのキャッチコピーが自然と視界に入ります。
また、写真や動画の背景としても効果的です。
ファンが試合観戦中に撮影した写真・動画にスポンサーのロゴが映り込むことで、
SNS上での拡散効果が期待できます。
試合の一瞬を切り取った投稿がそのまま「広告」になる──
これがフェンスカバーが支持される理由の一つです。
⑷ 2つの形状
イレクターフェンスカバーには、「被せるタイプ」と「ベルクロ式(マジックテープ式)」の2種類があります。
設置場所や使用目的に応じて、最適なタイプをお選びいただけます。
① 被せるタイプ
その名の通り、フェンスの上からすっぽりとカバーを被せるタイプです。
見た目の仕上がりが美しく、統一感のある演出が可能です。
- ・メリット:被せる構造のため、シワが少なく見た目がきれい。イベントや試合など、デザイン性を重視する場面に最適。
- ・デメリット:フェンス同士を結合する際は、カバーを外さないと連結できない。
② ベルクロ式(マジックテープ式)
フェンスの両サイドをマジックテープで固定するタイプです。
設置や撤去が簡単で、連結型フェンスにも柔軟に対応します。
- ・メリット:サイドが開いているため、イレクターフェンスの結合が可能。設営・撤収もスピーディー。
- ・デメリット:被せるタイプと比べると、多少の浮きやズレが出やすく、仕上がりがやや劣る。




このように、「美観重視の被せるタイプ」と「機能性重視のベルクロ式」を使い分けることで、現場の環境や演出目的に合わせた最適な設置が可能です。
⑸ 活用シーンと導入実績
イレクターフェンスカバーは、以下のような場面で活用されています。
- ・Bリーグ・Jリーグ・Vリーグなどの試合会場
- ・大学・高校・社会人チームの公式大会
- ・スポンサー企業の展示ブース・物販コーナー
- ・フェス・地域イベント・商業施設催事
特に、プロスポーツチームではスポンサー価値を高める演出として重宝されています。
会場のトーンを整える「装飾」としての役割も大きく、
ブランドイメージを統一する重要な要素です。
👉 【活用事例を見る】
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2.防球柵カバーとは
⑴ 概要と安全性
防球柵カバーは、観客席や通路を守るために設置される「防球ネット・フェンス」に装着するカバーです。
もともとは安全を目的とした設備ですが、近年は“演出と広告”を兼ね備えたツールとして注目されています。
特に、屋内アリーナや屋外スタジアムでは、
ボールが観客席に飛び込む危険を防ぎつつ、スポンサーPRの新たなスペースとして活用されています。
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⑵ 素材と仕様
防球柵カバーの素材も、イレクターフェンスカバーと同様に3種類から選択できます。
素材名 |
特徴 |
トロマット(国内製) |
厚みと発色が良く、室内照明下でも映える。アリーナ競技に最適。 |
ポリエステル(海外製) |
軽量・安価で持ち運びしやすく、短期利用にも対応。 |
メッシュポリエステル(海外製) |
風抜け・通気性重視の屋外向け。防風性能が必要な場所にも適応。 |
防球柵カバーは、防球ネットや鉄フェンスの形状に合わせてオーダー製作が可能。
結束バンドやマジックテープで固定でき、
サイズ変更や増設にも柔軟に対応できます。
⑶ チームブランディング・スポンサー効果
防球柵カバーは、チームの世界観を表現する「ブランディング装飾」として効果的です。
チームスローガンや選手の写真、ロゴを大きく配置することで、
会場全体に統一感と迫力を生み出します。さらにスポンサー掲出枠としての価値も高く、
チーム名は秘密ですが「防球フェンスカバー(5枚)=550,000円」の協賛メニューが設定されています。
これは、スポンサーにとって視認性が高く、チームにとっても新たな収益機会となる「ウィンウィン構造」を生み出す代表的な事例です。

⑷ 設置場所と施工性
防球柵カバーは、さまざまな場所に設置できます。
- ・コートサイドやゴール裏の防球ネット
- ・観客席前のフェンスライン
- ・屋外球技場や練習施設の柵
- ・イベントブースの背景装飾
結束バンドでの簡易固定方式のため、短時間で設置・撤去可能。
運営スタッフが少ないイベントでも無理なく運用できます。
また、防炎・難燃加工にも対応可能なため、
消防法に準拠した屋内アリーナでも安心して利用できます。
⑸ 再利用・サステナブル活用事例
防球柵カバーは、スポンサー更新やシーズン切り替え時にデザインを変更しながら繰り返し使用できる、環境にも配慮したアイテムです。
破損や汚れが発生した際も、該当部分のみの交換が可能なため、無駄がなくコストパフォーマンスにも優れています。
また、シーズン終了後には、使用していたカバーをスポンサー企業へ記念品として贈呈し、オフィスや店舗に展示されるケースもあります。
試合を彩った広告物が“記憶に残るモノ”として再び価値を持つ──これも大きな魅力のひとつです。
さらに当社では、この取り組みを「五方よしプロジェクト」の一環として推進しています。
使用後の防球柵カバーをアップサイクル(再加工)することで、新たなグッズやノベルティへと生まれ変わらせ、SDGsの実現と持続可能な社会づくりに貢献しています。

佐賀バルーナーズ様の取り組みはこちら
不要になった当社幕をバッグにアップサイクルした事例


3.イレクターフェンスカバーと防球柵カバーの比較
項目 |
イレクターフェンスカバー |
防球柵カバー |
主な用途 |
仮設フェンス装飾 |
防球ネット・フェンス装飾 |
素材 |
トロマット(国内)/ポリエステル/メッシュ(海外) |
同左 |
設置場所 |
コートサイド・導線・ブース |
ゴール裏・観客席前・アリーナ側面 |
訴求効果 |
視線の高さで高視認 |
カメラ映り・SNS拡散に強い |
施工性 |
工具不要・軽量 |
短時間設置・防炎加工可 |
再利用 |
差し替えOK・保管しやすい |
再利用・企業贈呈も可 |
協賛価格例 |
数万円〜(サイズ・数量による) |
5枚セット50万円(事例) |
どちらも「安全+演出+広告」を同時に実現し、
スポンサー・チーム・ファンすべてに価値を提供するツールです。
4.導入の流れと成功のポイント
⑴ 導入の流れ
- 1.お問い合わせ・ヒアリング
サイズ・目的を共有し、最適素材を選定します。
- 2.デザイン提案・お見積り
チームカラーやスポンサー配置を踏まえたデザインを作成。
- 3.製作・納品
検品後、全国発送。最短納期にも対応可能。
⑵ 成功のポイント
- ・スポンサー目線のデザイン設計
ロゴの大きさ・配色コントラスト・カメラ映りを意識。
- ・チームブランディングとの統一感
のぼり・横断幕・LEDビジョンとトーンを合わせ、空間演出を統一。
- ・運用の効率化
軽量で再利用できる構造を選び、シーズンを通して負担を軽減。
これらを意識することで、スポンサー満足度・観客満足度の双方を高められます。
5.まとめ
イレクターフェンスカバーと防球柵カバーは、
これまで「安全設備」として扱われていたエリアを“魅せる装飾空間”へ変える革新的ツールです。
チームにはスポンサー収益を、スポンサーには確かな露出を、
そしてファンには一体感と高揚感を──。
この3者の関係を強く結び付けるのが、モリアゲアドバイザーの提案するフェンスカバー装飾です。
▽ イレクターフェンスカバー 商品ページ
https://www.sports-decoration.jp/goods/elector_fence_cover/
▽ 防球柵カバー 商品ページ
https://www.sports-decoration.jp/goods/ball_defens_cover/
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