PPV時代でも会場に来る理由をつくる、現地体験×スポンサー連動の設計
格闘技は選手個人を推すファンが多い傾向があり、
“推し活を現地でしか完結しない体験”に設計できるかが会場集客の鍵になります。
PPVで試合自体は見られる時代だからこそ、
会場では「撮れる・集められる・解禁される」体験を用意し、
スポンサーと連動させることで、集客とスポンサー価値を同時に伸ばすことが狙えます。
目次
- はじめに:他スポーツのファンと格闘技ファンの違い
- 推し活の始まりとインターネット普及
- 現代格闘技で会場集客が難しくなりやすい理由(PPV時代)
- 現地の推し活を加速させる2つの方法
- 3-1. 等身大パネルを「撮影→拡散→回遊」に進化させる
- 3-2. 大会ごとの“ユニフォーム×解禁体験”で来場動機をつくる
- まとめ:推し活は「現地限定×スポンサー連動」で回る
はじめに:他スポーツのファンと格闘技ファンの違い
格闘技の会場に足を運ぶファンと、チームスポーツの会場に足を運ぶファンでは、
応援の“軸”が違うことが多いです。
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格闘技:選手個人(推し)を中心に熱量が集まりやすい

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チームスポーツ:チーム全体を推すファンが中心になりやすい
つまり格闘技興行では、集客を増やすために「推し(選手)への推し活」を活発化させ、
推し活の熱量を“会場体験”に変換する設計が重要になります。
1. 推し活の始まりとインターネット普及
インターネット普及前:情報接点が少なく、スター化が偶発になりやすい
インターネット普及前の格闘技は、テレビ・専門誌・口コミなど限られたチャネルが中心で、選手や団体の露出は媒体側の編集に左右されやすい環境でした。 露出機会が少ない選手や団体は認知されにくく、選手の素顔も断片的になりがちで、ファンとの関係は「熱狂はあっても深まりにくい」状態になりやすかったと言えます。
インターネット普及後:選手の発信で「推し」が生まれやすくなった
現在は、選手や団体がSNS・動画などで継続発信できるようになり、舞台裏・練習・人柄が見えやすくなりました。
結果として、試合だけでなくストーリーやキャラクターに惹かれて推しになる流れが生まれやすくなり、推し活も広がっています。
この流れの中で「選手個人がどれだけ注目され、会場へ動員できるか」が収益に影響しやすくなっています。
2. 現代格闘技で会場集客が難しくなりやすい理由(PPV時代)
コロナ禍を経て、無観客開催や配信中心の運営が進み、PPV・サブスク視聴が一般化しました。
現在も「試合そのもの」は配信で完結しやすく、会場に来る理由が「席で観る」以外だと弱くなりやすいのが課題です。
一方で、推し活市場の視点で見ると、会場にはまだ伸びしろがあります。ポイントは次の3つです。
- 限定性:現地でしか手に入らない/現地でしか見られない
- 接点:推しと“つながった感”が得られる(間接的でもOK)
- 収集性:集めたくなる(シリーズ・回数・デザイン変化)
これらをスポンサーと連動させれば、会場動機の強化とスポンサー価値の可視化を同時に狙えます。
3. 現地の推し活を加速させる2つの方法
3-1. 等身大パネルを「撮影→拡散→回遊」に進化させる
試合前後の選手との写真撮影は、コンディションへの配慮から避けられることが多いです。
そこで、現地で推し活を成立させる定番が等身大パネルです。
ただ置くだけで終わらせず、会場に来る理由へ引き上げるなら「仕掛け」を入れます。
仕掛け①:背景にスポンサーロゴ+QRを“自然に”組み込む
- パネル背景にスポンサー企業名・ロゴを配置(広告枠感を出しすぎず、デザイン一体化)
- 来場者が撮影→SNS投稿で、オンライン上にも露出が広がりやすい
- QRから 選手の意気込み/限定練習映像/当日限定メッセージ に遷移させる
重要:QRの遷移先は「短い・軽い・迷わない」。
- 例:動画1本+一言テキスト+(任意で)スポンサーキャンペーン導線。
仕掛け②:回遊導線に置く(入口〜物販〜客席まで)
- 入口:ワクワクのスイッチ(最初に撮ってもらう)
- 物販:購入導線(同デザインのグッズ、トレカ、ステッカー)
- 退場動線:振り返り投稿(勝敗後の感情が強いタイミング)
仕掛け③:「撮りたくなる条件」を作る
- 複数選手を並べてフォトスポット化(“並ぶ景色”が価値)
- 照明・背景・床の目印で、撮影の再現性を上げる
- ハッシュタグ・投稿例を1枚で提示(投稿のハードルを下げる)
3-2. 大会ごとの“ユニフォーム×解禁体験”で来場動機をつくる
格闘技の等身大パネルは、ファイトパンツ姿の素材が中心になりやすいです 。
そこで、大会ごとにセットアップ(Tシャツ・ジャケット・タンクトップ等)を制作し、
等身大パネルとセットで展開します。
企画の狙い:推し活の熱量を「大会の記憶」と「スポンサー好意」に変える
- デザインに団体ロゴ+スポンサーの要素を“作品として”組み込む
- あえて大会名を入れず、「このデザイン=あの大会」という記憶フックを作る
- メインスポンサーが変わる場合も、デザインの世界観で統一感を保つ
現地限定の価値:当日解禁で“見に行く理由”をつくる
- ユニフォーム(セットアップ)を 当日発表にする
- 会場で初めて見られる「解禁体験」を用意する
- 同デザインの等身大パネル展示+物販(受注でもOK)をセットにする
こうすることで、推し活ファンにとっては「現地で見た」「現地で撮った」「現地で手に入れた」という体験が積み重なり、PPVだけでは埋まらない来場動機になりやすくなります。
まとめ:推し活は「現地限定×スポンサー連動」で回る
PPV時代の格闘技興行では、試合が配信で完結しやすい一方、会場は「推し活を完結させる場所」として設計できます。等身大パネルや大会限定ユニフォームを、撮影・拡散・回遊・収集の導線に組み込み、スポンサー価値も“デザイン一体”で見せる。この設計ができると、会場集客とスポンサー収益の両方を伸ばせる可能性が高まります。
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